約 968,678 件
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/6034.html
DQⅨ 概要 Wi-Fi通信を行った際、【リッカの宿屋】にやって来る過去のシリーズ作品に登場するキャラクター。 彼らに話しかけると、以下の条件を満たすごとにそのキャラクターを再現するコスプレ装備品をくれる。 初めて話しかける 誕生日(DS本体に設定してある日付とプロフィールの日付を合わせる) 宿屋ランクMAX(すれ違い通信30人以上) 主人公が特定の職業(不要な場合もある。大抵はそのキャラクターの原作での設定や能力と似たものだが例外もある) 追加クエスト【宿王を目指して】クリア(不要な場合もある) コスプレ装備品をすべて揃えて装備するとそのキャラクターを端的に説明したコスプレ称号が貰える。 しかし、殆どの女性キャラの胴体部防具は女性専用であるため、主人公が男性の場合称号獲得には旅芸人の証が必須となる。 ただ、ゼシカの服とハッサンの服、マーニャのドレス上・下は旅芸人の証が無効なので男はマーニャ、ゼシカを、女はハッサンをあきらめよう。 また通常の配信だけではなく、スクエニが出展するイベント限定で配信されるキャラクターも登場した。 Ⅷからは【トロデ】、【モリー】と仲間キャラじゃない人まで出ている優遇ぷり。 そんな中で【ミーティア】が出ていない。彼女は本当にヒロインなのだろうか……。 リスト 配信開始日 出典 キャラクター名 装備品がもらえる職業 称号 備考 2009年7月31日 DQⅣ 【アリーナ】 武闘家 おてんば姫 2009年8月21日 DQⅧ 【ククール】 僧侶 イケメン聖堂騎士 2009年9月11日 DQⅥ 【バーバラ】 魔法使い お気楽極楽大魔道士 2009年9月18日 DQS 【セティア】 僧侶 ゴスロリ僧侶 第1回Wi-Fiクエスト(50万人が冒険の書を送る)クリア報酬 2009年10月2日 DQⅣ 【クリフト】 僧侶 高望み神官 2009年10月23日 DQⅤ 【フローラ】 スーパースター 天空のおじょうさま 2009年11月13日 DQⅡ クッキー(【サマルトリアの王子】) 魔法戦士 サマルトリア王子 2009年11月20日 DQⅧ 【ゼシカ】 なし ムチムチ魔法使い 公式モバイルサイトスペシャルクエスト(エスターク20万匹討伐)クリア報酬 2009年11月27日 DQⅡ プリン(【ムーンブルクの王女】) なし ムーンブルク王女 第3回Wi-Fiクエスト(マルチプレイ100万時間)クリア報酬 2009年12月4日 DQⅤ(DS版) 【デボラ】 なし 天空のおネエちゃん 2009年12月25日 DQⅧ 【トロデ】 なし 呪われし王 2010年1月15日 DQⅦ 【マリベル】 なし わがままずきん 2010年1月28日 DQⅥ 【ミレーユ】 賢者 さすらいの夢占い師 DS版Ⅵ発売記念 2010年2月5日 DQⅣ 【トルネコ】 レンジャー マイホーム武器商人 2010年2月26日 DQⅤ 【ビアンカ】 魔法使い 天空のおさななじみ 2010年3月19日 DQⅦ 【キーファ】 魔法戦士 さすらいの王子 2010年4月9日 DQⅣ 【ミネア】 パラディン うるわしき占い師 2010年4月30日 DQⅣ 【ブライ】 なし サントハイムの長老 2010年5月21日 DQⅣ 【マーニャ】 旅芸人 情熱の踊り子 2010年6月11日 DQⅧ 【ヤンガス】 盗賊 人情深き盗賊 2010年7月2日 DQⅥ 【ハッサン】 バトルマスター モヒカン武闘家 東京ゲームショウ2009(2009年9月26、27日)会場、モンスターバトルロードⅡ第2回代表勇者決定戦各会場にて先行配信 2010年7月15日 DQⅧ 【モリー】 バトルマスター 炎のチャンピオン モンスターバトルロードビクトリー発売記念、ジャンプフェスタ2010(2009年12月19、20日)会場で先行配信 2010年7月23日 DQⅣ 【ライアン】 戦士 王宮の戦士
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/269.html
エピローグ~one year later…13~ 桜も散り、初夏を告げる季節。 粥満、カーネリア大聖堂地下。 そこに、四人の者達が集まっていた。 「さて、それでは行ってくる。私が留守の間、参拝客は手順通りに対応するように」 「はいっ、わかりました!ウバルさんもお気をつけて!」 「私には何かないのかな?」 「伍代さんなら、特に気を付けなくても問題ないじゃないですか…」 粥満にある土御門本邸にて伍代との訓練を終えた祠堂統は、彼に付き合いカーネリア大聖堂にやってきていた。 カーネリア…、柳茜が邂逅したという出雲の女騎士。 彼女に興味があったわけでも信仰をしているわけでもない統にとって、この似合わない地にやってきたのは旧友がいたからに他ならない。 カーネリア大聖堂地下の奥深くへと潜っていく二人を見送ると、カーネリア大聖堂の本堂へと戻る統と行成ハナ。 「それにしても行成さんがシスターになっていたとはね」 「えへへ、似合ってるかな?一応、ウバルさんが募集してた長期依頼を請けているって体なんだけどね。私の休みの日とかは、この依頼は別のハンターさんが請けてるんだよーっ。この前は沙耶先輩が私の代わりだったみたいでねー」 会いたかったなぁ、と休みだったため、藤八沙耶のシスター姿を見られなかったのが悔やまれるハナ。 紅ギルド所属の彼女が、粥満のカーネリア大聖堂の依頼をなぜ請けているのか? それは依頼主である大神官ウバルの意向により「粥満のギルド『以外』からの応募」が強く希望されていたため、ハナやそれ以外の地方ギルドから依頼を請けたハンターが日替わりでシスターを務めているのだ。 午後4時に帰してくれるため、例えば蒼ギルド所属の人でもリニアモーターに十分間に合うような配慮がされてはいるが…毎日地方からの交通費だけでもバカにならないのに、それが週5でシスターの依頼を求めているというのだから驚きだ。 ウバル曰く、金は悪魔時代に溜め込んだ額がかなり残っているとの事らしい。 「そういや豪華絢爛って感じだったっけ」 統はウバルの居城を思い出す。 白銀の城が根城だったウバルだからこそ、金には困っていないのだろうか。 逆にラウム辺りは貧乏かもしれないと想像し、ちょっと可笑しかった。 「ラウムもこの神殿の隅っこに祀られてるんだっけ」 「そうだよーっ、戦神ラウムとして、カーネリアに同行し暴れまわった戦神(いくさがみ)だよ。彼の格好いい銅像はあちらになります」 「いや、見ないよ。白神さんじゃないんだし」 特に見たくない、とラウム念願の銅像は参拝する人があまりいないせいか、シスターとして営業モードだったハナはがっくりと肩を落とした。 そしてふと思い出したように彼女は呟いた。 「そういえば、しどーくん知ってる?凪先輩、ラウムさんの声が聞こえなくなったって」 「それ、結構前の話じゃない?少なくとも、『この世界では』気象制御装置を止めた時に消滅したって事になってるし、記憶ではその辺りから聞こえなくなったらしいし」 「うーん、よくわからないよね…。12月に聞こえなくなったって皆言ってるけど、わたし達と3月までずっと、異次元にいたわけだし…」 「深く考える必要はないんじゃない?俺達の記憶はそのままだから、俺達が納得できる辻褄なんて無いんだしさ」 うーんうーんと悩み、やがて考えすぎて目が回りそうなハナに助け舟を出す統。 そうだね、と同意しつつ、本堂の常勤のシスターに会釈をして挨拶をして回る。 シスターの数は足りているように見えるのに、わざわざハンターに依頼してまでシスターを雇う必要がどこに?と疑問を覚えながら、ハナに案内されるがままウバルの私室へ。 中は片付けられており、特にめぼしい物は無いように見える。 「ウバルさんと伍代さんが戻るまで、ここで待っててねしどーくん。あ、暇ならチェスならあるよ。やる?」 「いや、いい。そもそも行成さんできるの?」 「えへへ、実はできないの私も!ルールくらいは、ウバルさんが教えてくれたからわかるんだけどね」 一気に何もする事が無くなった二人。 ハナも他のシスターのように、戻って仕事をするよう奨めたが、ウバルが戻るまでの間、統の相手をしているようにと言われた手前か、この部屋から出ていくことはなく。 どうやって暇を潰すかを考えていると、ふと自分のズボンのポケットに写真が入っていた事を思い出した。 「あ、忘れてた。これ、卒業式の時の写真」 「あーっ!これしどーくんが撮ってくれたやつ!見ていい?」 いいよ、と言うが早く、食い入るように写真を見始めるハナ。 最初の写真は、卒業式に駆けつけてくれた天文部の先輩達とハナを一緒に撮ってあげた写真だった。 ちなみにこの写真撮影は、呪い憑きの事件でフェルゼのリムジンに乗る前に、日野守桜…この世界では姫神紅葉に押し付けられるように託されたカメラで撮影したものだ。 なのでその後、その一件で忙しくなんだかんだで同級生に会っていなかったので、写真を渡すのが今になってしまった。 「ん?天文部?卒業式後にいたっけ?」 「あ、これくれはちゃんが撮ってくれたんだよっ」 そうなんだ、と相槌を打ちながら、よく見る。 すると卒業式後ではなく、式前の朝の写真だ。太陽の位置が東にある。 天文部の人達も、彼女の卒業を祝うために集まったのだろうと思うと、色々と凄いという感情しか沸いてこない。 その中に、天文部の先輩の沙耶や入生田宵丞の姿も見える。 やはり凄いなという感情が沸いてくる。文科系というより体育会系に近いんじゃないか、と薄く思いながら。 「あれ?この写真しどーくん写ってるよ」 「あ、ホントだ。伍代さん勝手に撮ったな…」 次の写真は、伍代と統が組手をしている写真だった。 鉄線を交えた組手という事もあり、躍動感があってハナには高評価だったが、メイド辺りが伍代から頼まれ勝手に撮ったのだろう。 他にも様々な写真があったが、割愛。 最後の一枚は、紅葉の要望により撮影した写真だ。 「これ、しどーくんが撮ってくれたやつっ!卒業おめでとう、わたし達ーっ!って場面の!」 「三人だけで撮りたいって時の」 思い出すように写真を見る。 そこには笑っている福良練と紅葉、そして彼女らに抱き着くハナの姿が写っていた。 よく見ると、昔より彼女の髪が伸びている事に気が付いた。 「髪、伸ばしてるんだ?やっぱり卒業したから大人っぽく見えるから?」 「そうだよーっ、理由はないしょっ」 自分の髪を指先で弄りつつ、大切そうにその写真を見て微笑むハナを見て、統は息を吐いて笑うと「全部あげるよ」とカメラごとハナへと渡す。 いいの?という表情の彼女に、いいよと笑って。 最後に自分と伍代の組手の写真だけは、抜きとる事を忘れずに――。 ☆ 薄暗いカーネリア大聖堂の地下深く。 伍代とウバルは、鉄線や魔力の刃を用い、魔物を排除しつつ奥深くへと進んでいった。 会話は伍代から声をかける程度で、ウバルは特に会話をしようとはしない。 元々、親しい間柄ではない上、あまり伍代に好意を持っていないウバル。 やれやれ、と言うようにため息をつくと、伍代は近くの腰掛ける事が可能な段差に座り込む。 「少し休憩をしたらどうかな?悪魔ではなく、人の身で戦い詰めは厳しいだろう?」 「余裕そうな貴様に言われるのは面白くはないが…そうだな、想像以上に、以前とは体の使い勝手も違う」 ウバルも同様に、伍代とは離れた段差に腰かけた。 アンデットが多いこの地下迷宮。 伍代は辺りを見渡すと、こんな所があるのは初めて知ったと前置きをして。 「やはり、世界改編の影響によるのだろうか?」 「おそらくは。そしてここのアンデットは、少し特殊だ」 そう、伍代がいくら核を狙って攻撃しても、倒れない。 ダメージを与える事はできても、トドメはさせないのだ。 そのため伍代が無力化し、ウバルがトドメを刺すという方法でここまで進んできた。 およそ倒したアンデットは500体近く。 「ウバルの閃剣でのみ通用するアンデット…って所かな?」 「違う。おそらくは、この聖堂の加護を受けた者で無ければトドメを刺せないのだろう」 「聖堂の加護?」 話を聞けば、この世界でのカーネリア大聖堂の役割は、以前の世界の内容に加えてもう一つ。 それは、地下迷宮のこのアンデットを封じ込めるという役割だ。 「ウバルの居城へと導かれる空間が消滅したと思えば、まさかこんな大迷宮が広がっているとは」 「この地下深くに何があるのか、それは私にもわからない。それ故に、この大迷宮の調査・アンデットの殲滅を行わねばならないのだ」 「だがウバルの言葉で言うなら、聖堂の加護が無ければ倒せないアンデット…。探索は困難を極めそうだね」 同意するように頷くウバル。 一体どれくらい深く潜っただろうか、と腕時計を確認すると、もうすぐ16時になる。 時間だな、と小さく呟き立ち上がる。 「今日はこの辺にしておこう。依頼時間はきっちり守らねばな」 「やれやれ…人間になってもそういう部分は律儀だな」 伍代も立ち上がり、二人は来た道を引き返し始めた。 戻る途中は、先程の会話が切っ掛けになったか、ぽつらぽつらと会話がされるようになる。 「大聖堂の加護、という事は…ハンターをシスターとして雇っている理由、だね?」 「その通り。その中で、行成ハナはそろそろこの聖堂の空気に多く触れ、充分に潜れると判断したから、貴様と潜る時に同行させたのだ。今までは黙って一人で潜っていたからな」 「しかし、彼女はあまりこういった依頼を好まないだろう?」 「…それでも、行成ハナを通じ他のハンターへと、この依頼が広く浸透することを望んでいる」 成る程、と感心しつつウバルと話をしながら、足は止めない伍代。 おそらく大聖堂の加護というものは、よくわからないが一朝一夕には身につかないのだろう。 長期的計画として、粥満ギルド以外のハンターの協力も欲しい。 そのため大聖堂の加護を受けた、幅広いハンターの協力が必要なため、粥満以外のハンターを希望していたというわけだ。 「…しかし、それならば粥満のハンターでもいいのでは?」 「既に一部のハンターには協力をしてもらっている。桐石登也をはじめとして、ギルド員ではあるが、戦闘力がある諏訪戒人等といった者達のな」 「…桐石君はともかく、諏訪さんがカーネリア大聖堂に通っているとは驚きだな」 「あの男には、私が人間になり弱体化したため、剣術の特訓に付き合ってもらっている。あの男の独特な剣術は、大和では他に類を見ないからだ」 此処で言う粥満のハンターでも、というのは彼らだけではない。 それ以外にも沢山のハンターがいるはずなのだが、人付き合いが相変わらず悪く、心を簡単に開かないウバルに苦笑を見せる伍代。 彼にとってのこの地下へ潜るための仲間の条件とは、「カーネリア大聖堂の加護を受けた存在」だけではなく「異次元で共に苦難を乗り越えた存在」なのだ。 彼の人付き合いの悪さには呆れで苦笑しか出てこない。 要は、他のウバルを知らない者とはこの地下に潜るつもりはないため、ギルド広域に依頼を出しているのだろう。 粥満ギルドで、異次元で共に戦ったハンターはあまりいない。 それこそ、伍代でもすぐに思いつくのは、移籍をしていない登也くらいか。 そこに拘らなければ、粥満のハンターだけで事足りる事態なのだ。 「そういう貴様こそどうなのだ?」 「私?」 「祠堂統の事だ。師弟の関係は構わないが…フェルゼ嬢のように、政界に絡ませる事だけは辞めておいた方がいいだろう」 「ああ、その事か。もちろんそのつもりだよ。彼に宮廷は向いていない。これでも、祠堂君には普通に彼が決めた道を歩いてほしいと願っている者の一人だからね、私は」 違う考えをしていたためか、伍代は一瞬驚いた表情を見せたが、話の内容を理解して余裕の笑みを見せた。 だといいがな、と余り信用を見せないウバルの表情。 嫌われたものだと冗談めかして笑うと、当然と言わんばかりに鋭く睨まれる。 「地影景勝。おそらく、あの男はそれに興味を示している。ならば、『よく知る貴様が』教えてやるべきだろう」 意外というように可笑しそうに伍代は笑うと、「それは違う」とウバルの言葉を一蹴した。 「私はそこまで詳しくはないよ。それに、歴史という物は本人の眼で見た事こそ価値がある。祠堂君の大学部で歴史科を専攻していたり、蒼ギルド所属を選んだり。 彼の探求心で調べた物や、行動こそ彼が知りたい事への一歩なのだ。私が知っていう事が、正しいという保証もないしね」 「全く…祠堂統も大変だな」 その後は一切会話もなく、二人は黙々と地上へ向けて歩みを早めた――。 ☆ 「お帰りなさいっ」 「ただいま、ハナ君。祠堂君といい子にしていたかな?」 軽口を交えつつ、地下迷宮から帰還した二人。 とりあえず今日の探索は何も分からなかった事を伝えると、ハナが不思議そうに地下迷宮の方を眺める。 「ほんと、不思議な場所ですよね…。今日までこんな所があるなんて知りませんでしたしっ」 「教えていないから、当然だ。施錠もしっかりとしてある」 「よかったら、潜ってみたらどうだい?ウバルも戦闘に備えて、瞳術を教えてくれるかもしれないよ?」 「…言っておくが悪魔の力を失った今の私に、剣術以外の力はもう残ってはいないぞ」 余計な事を、とウバルが鋭く伍代に睨みを利かせた。 伍代は笑って誤魔化すと統へと振り返る。 「さて、そろそろいい時間だ。祠堂君、今日は蒼に用事があるため、送ってあげよう。君の母さんも心配しているだろうしね」 「…じゃあお願いします」 「行成ハナもそろそろ帰るといいだろう。いくら紅と粥満間のリニアが定期的にあると言っても、次は5時過ぎだ」 「大丈夫ですよっ、今日はおじーちゃんの所に泊まる予定なんです!」 「国木田先生によろしく言っておいてくれたまえ」 それではこれで、とどさくさに紛れて最後にハナの祖父への挨拶をすると、伍代は統と共に大聖堂から出て行った。 ウバルの表情の堅さに気が付いたハナは、彼にどうしたのかを聞くが。 「いや、大したことではない。彼女がどういう道を選ぶかは、彼女次第なのだから」 「?」 早く帰れ、というように背を向け本堂へと歩き出すウバルに、今日もお世話になりましたーっと深々と頭を下げる。 そしてタクシーをつかまえ、粥満郊外にある国木田明夫宅へと向かうのだった――。 ◆行成ハナ 異次元帰還後、日常へと戻り無事学園を卒業する。 卒業後は紅ギルドに所属し、日常的な依頼を中心に受けるハンターを目指して日々奮闘中。 異次元の中での生活で英カリンとも親交があり、飛鳥から遊びに来た彼女と遊んだり、ペンフレンドとして交流を続けているようだ。 祖父であり瞳術の師である国木田明夫から、ハンターの事も含めた様々な技術を学ぶも、ハンターを辞める日まで攻撃魔術を持つことは無かったという。 最近の悩みは、紅ギルド長の侯心宿の呼び方。 ◆祠堂統 異次元帰還後、土御門流に正式に門下入りをする。 卒業後は土御門流を学ぶ事を続けつつ、進学の道を選ぶ。 進学と同時に蒼ギルドに所属し、毎日数時間かけて神風学園大学部へと通う。 学科は文学部の歴史科専攻で、将来は曾祖父の跡目を継ぐと同時に、ルーツである地影景勝の事を知るため。 文献が殆ど残っていないため、学科での調査だけでは分からないのが現状の悩み。 ◆悪魔ウバル 異次元帰還後、彼は悪魔ではなく人間として生きる事を決意し人間へと変化した。 カーネリア大聖堂の大神官となり、人々を導きつつ戦神ラウムも仕方なく祀る。 悪魔の力の象徴だった瞳術は無くなったが、その剣術の鋭さは健在で、東十常家が扱う閃剣を使いこなす。 よくチェスを挑みに来る桐石登也や、海外から帰還した時に必ず寄る志島武生とも親交があるが、その辺を語る事はまずない。 現在はカーネリア大聖堂の地下に広がる謎の大迷宮の調査を進めている。 ◆悪魔ラウム 異次元帰還後、彼は悪魔のまま生きる事を決意。 したのだが、なぜか紆余曲折あり戦神として祀られることになった。 既に彼の声は誰にも聞こえず、やがて数百年後に悪魔の力を完全に失い、彼は消滅することになる。 しかし、その日まで白神凪をはじめとした、人間を優しく見守っているだろう。 ◆土御門伍代 異次元帰還後、宮廷魔術師から宮廷員と変化していたのは、土御門正宗がこの世界で健在のため。 そのため画策し正宗を合法的に引退へと追い込み、自身が宮廷魔術師へと返り咲く。 イーストセントラルタワーの件で、権威が弱まった東十常家に代わり、姫神桜(フェルゼ)を従え貴族派筆頭として台頭する。 貴族派の権威拡大、また神崎派に対抗するため、月城家の政界復帰を目論む。
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/20.html
■ お金 大和での主流は電子マネーです。 カードのような物を使って支払いを行いますが、一部のお店や自動販売機では硬貨も使用可能です。 現実世界と違い、紙幣は無いので気をつけてください。
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/266.html
エピローグ~one year later…11~ 葵にある高級マンションの一室。 そこに足を踏み入れた六角屋灼達は、生活感が殆ど無い居間を見る。 「コーヒーでいいから」 「…普通家主が出すもんじゃねぇの」 ハンターである藤咲真琴の部屋があるマンション。 彼はこのマンションの所有者でもあり、彼の部屋には幾つものハイスペックコンピュータが置いてある。 ある理由により、藤咲に借りがある灼は、軽く反論をしながらもコーヒーを入れた。 もちろんインスタントだ。豆から用意する程、グルメな人間でもない。 「Bクラスハンターなんだろ?金ならあるんだし部屋の掃除くらい、したらどうなんだ」 「悪いけど、この前株で大損したからね。マンションと最新型のパソコンを数台入れたら、もうお金なんてないんだよ。ついでに帰る時、居間の掃除よろしく」 と灼と彼の隣にいる志島武生に鼻で笑って言う藤咲。 彼の家事能力は壊滅的であり、一瞬キレイで生活感の無い部屋と思いがちだが、それはとんでもない。 基本的に彼自身の寝室兼コンピュータルームに篭ってるせいで、トイレと宅配以外で部屋から出る事はまず無いのだ。 「お前、パソコン買い替える前に家政婦くらい雇ったら…」 「さすがに値段が違いすぎるでしょ…月30万くらい?」 「20万くらいじゃないのか。いや、この家全部ならそれじゃ足りないくらいかもしれないが」 藤咲の言葉に、武生が家と言うよりマンションだけど、と付け足す。 「へぇ」と興味なさそうに相槌を打つ彼に、灼は「違う」と武生に呟く。 「藤咲…お前の買い替えたパソコン、いくらすんの…?」 「2000万くらいかな。色々オプションつけたり、リモート用に各所への監視カメラ設置の許可とか、そういうのも含めての金額だけど」 「それ家政婦くらい雇えるだろ」 「だからそんな余裕ないんだって。家政婦も年収にしたらその10分の1はかかるじゃない?」 これでも色々安くしてもらってる方、と文句を言いながら、灼が入れたコーヒーを飲む藤咲。 美味いともマズイとも言わない。 その代わり、今度は藤咲から質問が二人にとんでくる。 「で、なんで六角屋が志島と一緒にいるのさ」 「偶々大和に帰ってきててな。それで…」 「ああ、いいや。大体わかった。僕も最近、暇つぶしにDTM始めたんだけど、よかったら使っていいよ」 「今はそれよりも、龍の行方について知りたいんだけど…」 「はいはい、わかってるよ。ただ大和全域の検索範囲と言っても、龍志狼の携帯が、電波の届かない位置やギルドの衛星塔の受信範囲外にいる場合は無理だから。…簡単に言うと、圏外なら諦めてって事ね」 六角屋はせっかちだな、と息を一つつき、藤咲は部屋の扉を開く。 部屋には沢山のワイド画面のパソコンが置いてあり、その中の一つのディスプレイに人物検索マップが映っていた。 それを見て、武生は顔を顰めた。 「大和だけとはいえ、プライバシーも何もあったもんじゃないな」 「衛星を使ってリアルタイムの自分達の地域の道路情報とか見れるんだし、その延長線上じゃない?コード番号は僕が独自に振ってるから、他人に見られても平気だし」 「結局お前は見れるんじゃねえか…」 そんなやり取りをしていると、ふと藤咲がある番号に気が付いた。 ちなみに番号はD-88965745。 「いた。葵にまだいるじゃん。っていうか、一度僕の追跡を振り切ったくせに、また同じ所に戻ってるのがムカつくね」 「彼奴の事だから、また面倒臭い事でも考えてんじゃねぇの…」 「とにかく、六角屋と志島は今からそこに向かいなよ」 藤咲はディスプレイの一つを見て、パソコンを操作し画面を切り替える。 ソーシャルネットワークの会話画面が出てきて、無料通話のボタンを押した。 相手は、向坂維胡琉だ。 「もしもし、向坂さん?藤咲だけど、今ショッピングモールにいるんですよね? 依頼、丁度片付けた所でしょ?一件、追加で受けてもらえませんか。簡単な人探しなんだけど」 『あ、ごめんね。今ベレトを追跡中で…』 「ベレト?向坂さん都市伝説なんて信じてるの?鎧の中身は誰もいません。なのに火事場に現れて喧嘩両成敗して去っていきます。そんな3流ホラーなんて今どき流行らないから、こっち優先してもらえませんか?」 『ベレトはいるよ。藤咲君の後ろにいるかも…』 スピーカー会話だったので、藤咲の近くにいる武生や灼にもその会話はダダ漏れだった。 凄い形相で後ろを振り返った藤咲に二人は驚く。 「だーかーらー、そんなものは暇な奴が作り上げた都市伝説なんですって。向坂さんがダメなら、他の奴に頼みます」 『あっ、冗談だから…』 「じゃあ頼みますからね!こっちが依頼の話をしてるんですから、あんまりふざけないでくださいよ」 『別にふざけてるわけじゃないんだけれど…』 維胡琉が話終わる前に、切断ボタンをタッチし通話を切る。 ベレトは確かに、突然現れるんだよなあと思っている武生と灼だったが、数秒間を置いて睨むように二人を見る藤咲。 「…なんだよ。二人もさっさと現地に行けば?また逃げ回るかもよ?」 「別に何も言ってねえよ…」 「とりあえず行ってくるわ」 「何かあったら六角屋の携帯に連絡をいれるから、電源は入れておいてよ。ほら」 藤咲は携帯電話用の携帯充電器を投げ渡す。 灼はキャッチし、頷いた。 「…ああ、行ってくる」 二人を見送りもしないで、パソコン前の椅子に腰かけて背を向けたまま手を振る藤咲。 いつもの事なので、二人もそのまま振り返らずに出て行った。 ☆ 現地であるショッピングモールについたのはそれから1時間後。 二人は維胡琉と落ち合うと、ターゲットである龍志狼が入ったのを見たという喫茶店に入った。 「ごめんね二人共…。確かに、ここに入ったのは見たんだけど…」 「別に向坂さんのせいじゃないでしょ。なんか俺達の追跡も、最初から分かってたみたいだし」 フォローを武生が入れるが、「でも…」と維胡琉の表情は浮かない。 灼は目を細めつつ、話題を変えた。 「そういやなんで志島、藤咲の事知ってんの…」 その言葉に、ああ、と気づいたように武生は呟く。 「去年、ネットにアップするのに、編集とか上手い奴を教えてって水鏡さんに頼んだら、紹介されたのが藤咲だったんだよ」 「お前の動画、あいつが編集してんの…?」 「えっと…そもそもなんで編集とか…?確かバイクでのレースだったっけ」 「正確にはフリースタイルモトクロス(FMX)って言うんだけど、まあ、大体そんな感じ。スポンサーを得るなら、編集技術とかもいるかと思って」 「スポンサー向けはわかるけど、俺の所にも来たよなお前…」 「生のバンド演奏とかしてもらいたいじゃん?」 「へえ、本格的なのね。ハンターの傍ら、大変なんじゃない?」 福良練の紹介もあって、動画のテーマソング等も、灼のバンドの曲が使われている。 今回武生が海外から帰国したのも、そのあたりの権利等の話し合いもあった。 去年はFMXが活発な海外の国に渡ったりと何かと多忙で不参加だったが、大和でのFMX大会やフェスティバルも年に何回かあり、今年は参加するつもりらしい。 確かに本格的ではある…。 「そろそろ付き合うのも面倒臭くなってきた…」 「既にハンターは辞めてるんだよ龍。維胡琉さんもそれは知ってる」 「あっ…私としたことが…」 しまった、と言わんばかりに維胡琉の姿をした龍志狼は笑顔を二人に向けた。 「…本当の向坂さんはどうしたんだよ」 「彼女なら心配いりませんよ。ちょっと気絶してもらっているだけですから」 「本当自由な奴だな…」 呆れた様子に心外だ、と言いたそうな龍だったが、彼は維胡琉の姿のまま一つため息をついた。 「やれやれ、私の負けですね」 「それにしては、今回はやけにあっさりだな…。変装も今回は分かりやすかったし」 「おや、お気づきになられましたか」 ウザいと言いたくなるような笑顔で言い放つ龍に、二人は無言の威圧を与える。 やがて根負けし、龍はもう一つ大きくため息をついた。 「はいはい白状しますよ。今回はちょっと、六角屋君にお願いがありましてね。ああ、志島君もついでに一緒でいいですよ」 「まあ、今日は付き合えるけど」 「いいけど…約束は守れよお前…」 「3日以内に私を探し出さないと、無関係な人が呪いで死にまーすってメールですか?やだなあ、あれ冗談ですよ冗談!」 「いいから本題に入ったら?」 龍の態度に二人はウザさを感じつつも、放置したら放置したで実際に呪いで殺してしまいそうだと改めて面倒くささを感じた。 呆れながら話を聞いていたが、次の龍の言葉により、事態は急変する。 「これを見てください」 すっと一枚の白黒の写真を見せる。 そこには知らない人物が3人写っており、一人は足、一人は首から上、もう一人は体右半分が消えている。 そして、それを見た後に龍を見た。お前がやったのかと言わんばかりに。 「違いますよー!失礼ですね。これは、とある知らない人の火葬の時に、火葬場から拝借したものなんですが…」 「火葬場ってお前…」 「いつか罰が当たるぞ」 「話は最後まで聞いてください。いいですか?火葬場から拝借したものなんですが、この3人は何らかの呪いを受けているようでしてね」 結局、他人の火葬場に居て他人の私物の写真を盗みだした理由は無かったが、それよりも呪いという言葉に訝し気な顔をする二人。 誰が見ても、さすがによくない感じというのはわかる。 灼は武生よりも、それを強く感じていた。 「でも、この写真はかなり古いものだし、その仏さんの私物なんじゃないの?」 「武生君、正解です。その仏は足が無かった。ですが、話はこれから。その家族も、1ヶ月後に死んでるんですよ。全員。わざわざ調べました」 「全員って…」 実際に見ているだけで寒気がしてくるような写真だ。 だがそれだけ。 一家全滅を招くような呪いを振りまいている写真には到底思えない。 「そんなわけで、この全滅した家は仕方ないとして、残りの右半分と首から上が無い人達を探してみようかと」 「人助け?珍しいな」 「…手がかりとかは?」 「え?そのための君達と交友の広さでしょう?私は教えてあげた。それで終わり」 人助けするつもりがあるのか、ないのか。 手がかりも無いため、やる気が全く起きない灼だった。 「わかったよ…。その代わり、解決したら今度こそ約束守れよ…?」 「解決できなくても約束は守りますよ。下手をすれば、もう全員死んでるかもしれないし」 「縁起でもねえ…」 「今日中に終わらなさそうだな…」 二人はため息をつくと、まず喫茶店のトイレの個室(男女共用)で気絶していた維胡琉を救出し、怪異にも関わったことがある彼女にも手伝ってもらう事になった。 しかし、4人はまだこれが、大変な怪異による事件の序章という事にまだ気がついてはいなかった…。 ◆六角屋灼 異次元帰還後、藤咲真琴への借りを返すべく、彼の要請によるハンター業もそれなりにしつつも、彼がギターボーカルをしている『inflammation』の練習とライブに明け暮れている。 王貴桃李との『Iris+』の活動も積極的に行っており、バンドマンの中では彼の知名度も高い。 龍志狼の事は気にかけており、今回の新たなる怪異の事件の解決後は、暫くは安堵の日々を過ごす事だろう。 入生田宵丞、東雲直、甚目寺禅次郎とも交流があり、柳茜は出雲のため厳しいものの、義貴つつじや福良練等も含め、自身のライブに招待するくらい交流を続けているようだ。 ◆志島武生 異次元帰還後、ハンターを辞めフリースタイルモトクロス(FMX)を学ぶべく海外へと飛ぶ。 その際にプロモーション等の作成を藤咲真琴に手伝ってもらったことが切っ掛けで、彼には今もパソコン関係の協力はしてもらっている。 大和での大会やフェスティバルには、積極的に参加している姿が見れることだろう。 また、西大陸を主要支援国に世界の紛争地域や救助が必要な所に援助ボランティアを派遣する団体に所属し、支援物資の運搬や現地支援や、子供達との交流などの活動にも参加しているようだ。 ◆龍志狼 異次元帰還後、灼から逃げるように各地を転々としつつ、物騒な事件を起こしては灼の気を引く構ってちゃん。 時折り今回のような人助けのようなこともするが、基本的にはいい人ではないため、飽きたら灼をはじめとした解決できそうな人間に押し付けて逃げだす。 しかし新たな怪異の事件の解決後、約束通り灼の紹介した寺に1年間は住み着いていたという律儀な部分も見せた。
https://w.atwiki.jp/setia/pages/51.html
多くなりすぎたので別枠に。 最短・地図発掘系 最短・地図発掘系Lv1~4 Lv5~9 Lv10~29 Lv30~65 Lv66~79 Lv80~99 Lv1~4 秒(s) Rank SEED 地図名+Lv 場所コード フロア数+ボス名 備考 ROM 19s 02 2423 うす暗き獣の坑道Lv1 05 2F+ハヌマーン うす暗ハヌマーンの場所違い 5th 23s 02 3FDF うす暗き花の洞くつLv1 05 2F+スライムジェネラル りゅうと同じ。自己計測で22.84。 6th 14s 02 198B はかなき風の沼地Lv2 15 2F+黒竜丸 自己計測で14.87。Lv2の黒竜丸準最短 1st 15s 02 222D 呪われし獣の洞くつLv2 3F 2F+黒竜丸 むつむつの場所違い。Lv2の黒竜丸準々最短 3rd 17s* 02 272C ねむれる夢の地下道Lv2 6B 2F+黒竜丸 8マス 自己計測で17.1 4th --s 02 310B うす暗き岩の洞くつLv2 48 2F+スライムジェネラル 9マス Lv2のスラジェネがいなかったのでキープ 4th 13s 02 0A5E 呪われし風の坑道Lv3 18 2F+黒竜丸 つぼみと同地図。自己計測で13.91。Lv3の黒竜丸準最短 4th 17s 02 1626 うす暗き獣の坑道Lv3 80 2F+黒竜丸 ほぼみどりと同地図。自己計測で17.6。 6th 13s 02 247C ちいさな空の坑道Lv4 0D/18 2F+ハヌマーン ディー/チョロゲと同地図。ハヌマーン現最短と同地図。Lv4ハヌマーン最短 3rd/4th 15s 02 3E48 ざわめく獣の洞くつLv4 01 2F+黒竜丸 8マス 自己計測で15.68。 6th 16s* 02 7E90 呪われし空の地下道Lv4 2A 2F+黒竜丸 8.5マス 自己計測で16.25。上の方が速いのし、丸めたつもりがまだ残ってた 4th --s 02 252A ちいさな空の洞くつLv4 3A 2F+黒竜丸 8.5マス 未計測 4th 16s 02 3DCF ちいさな風の洞くつLv5 11 2F+黒竜丸 全然速くないけど一応キープ。自己計測で15.99。 6th 18s* 02 5400 ちいさな花の坑道Lv5 71 2F+ハヌマーン 10マス 自己計測で18.0 4th Lv5~9 秒(s) Rank SEED 地図名+Lv 場所コード フロア数+ボス名 備考 ROM 14s 02 4668 ゆらめく獣の洞くつLv6 13/1B 2F+ハヌマーン ほぼみどり/シャークと同地図。自己計測で14.83。マス目の割にあまり速くない。Lv6ハヌマーン最短 1st・4th/6th 17s 02 4A35 ざわめく空の地下道Lv6 44 2F+スライムジェネラル 9マス 自己計測で17.5。イカむすめと同じ 4th 14s 02 3672 ちいさな空の洞くつLv7 05 2F+スライムジェネラル 7マス 自己計測で14.37。1つ前のセント横スラジェネ最短 4th*2 16s 02 1F61 呪われし空の坑道Lv7 20 2F+スライムジェネラル 7.5マス 自己計測で16.4。 4th 14s 02 65D4 はかなき風の坑道Lv8 2D 2F+ハヌマーン ほぼみどりと同地図。Lv8ハヌマーン最短 4th 15s 02 58A9 ゆらめく花の洞くつLv9 0E 2F+ハヌマーン リンカと同地図。Lv9ハヌマーン最短 4th 16s 02 1FB6 怒れる風の雪道Lv9 16/0F 2F+黒竜丸 ミオと同地図。Lv9黒竜丸準々最短 5th/6th 13s 02 4BEA ゆらめく空の沼地Lv10 1B 2F+スライムジェネラル くまぞうと同地図。スラジェネセント横最短の場所違い 5th 16s 02 4743 ねむれる夢の地下道Lv10 1E 2F+黒竜丸 リルヴァと同地図。Lv10黒竜丸準最短 4th Lv10~29 秒(s) Rank SEED 地図名+Lv 場所コード フロア数+ボス名 備考 ROM 17s 02 2945 呪われし空の洞くつLv11 0D 2F+黒竜丸 ビデオワンと同地図。Lv11黒竜丸準最短 6th 16s* 02 0D92 ねむれる夢の坑道Lv12 71 2F+ハヌマーン 自己計測で16.47。 6th 17s* 02 44C3 怒れる空の雪道Lv12 0D 2F+ハヌマーン 自己計測で17.00。ちょっと足りない 3rd 23s* 02 43BB ねむれる岩の坑道Lv12 10 3F+黒竜丸 12マス 自己計測で23.25 4th 17s* 02 09C9 怒れる岩の地下道Lv13 09 2F+ハヌマーン そこそこ速いけど、最短は無理そう 3rd 15s* 02 4EFA 怒れる風の雪道Lv14 21 2F+ハヌマーン 7マス 自己計測で15秒 4th 14s 02 2571 ざわめく獣の坑道Lv16 3A 2F+スライムジェネラル 7.5マス べク横A1スポットの場所違い。 3rd 19s 02 4865 呪われし空の坑道Lv17 05 2F+スライムジェネラル 10.5マス キャミイと同じ。自己計測で19.36。 6th 19s* 02 409A 呪われし岩の洞くつLv17 25 2F+スライムジェネラル 10マス 自己計測で19秒 4th 37s* 02 1EB8 怒れる花の地下道Lv19 22 3F+スライムジェネラル 自己計測で37.49。 6th Lv30~65 秒(s) Rank SEED 地図名+Lv 場所コード フロア数+ボス名 備考 ROM 61s 51 3C47 放たれし夢の道Lv36 57 7F+スライムジェネラル 自己計測で62.90。最浅じゃないけどLv36では速い方みたい 1st 100s* 65 498B 放たれし光の牢ごくLv56 3E 8F+アトラス 61.5マス(火山)自己計測で100.33s 安定で101秒2。現最短(がおちゃさん)が100.5s(洞窟)なので期待したけどあちらは100秒切れるみたい 1st 117s A1 1A5D 呪われし光の坑道Lv62 8C 10F+邪眼皇帝アウルート 自前アウルート準最短。旧アウルート最短(たかし)の発見者違い。今更かもしれないけど、もったいなくて丸められない 1st 137s A1 0A7A けだかき魂の坑道Lv63 05 10F+邪眼皇帝アウルート 旧セント横アウルート最短(ノブリーナ)の発見者違い。今更かもしれないけど、もったいなくて丸められない 1st 122s A1 1115 怒れる光の墓場Lv64 1C 10F+怪力軍曹イボイノス 自前イボイノス最短。Lv64で2番目に速い地図みたいです 1st 106s A1 670B 呪われし運命の地底湖Lv65 41 10F+邪眼皇帝アウルート 自前アウルート最短。旧アウルート最短(あさぷ)の場所違い 1st Lv66~79 秒(s) Rank SEED 地図名+Lv 場所コード フロア数+ボス名 備考 ROM 92s A1 7428 けだかき闇の沼地Lv66 21 10F+魔剣神レパルド レパルド最短。ブルックの場所違い。種地図は黒竜丸最短そねっち 1st 124s B5 66CF 放たれし神々の坑道Lv71 05 11F+魔剣神レパルド 自己計測で2.05.00。セント横レパルド最短。敵湧き調整はB4Fのクランク部分のみ 1st 160s* B5 492C 見えざる星々の道Lv77 22 11F+グレイナル 自前グレイナル最短 1st 135s B5 48EA 見えざる悪霊の道Lv78 86 11F+破壊神フォロボス 自己計測だと2分16秒。Lv78準最短? 1st Lv80~99 秒(s) Rank SEED 地図名+Lv 場所コード フロア数+ボス名 備考 ROM 139s B5 0CF5 大いなる神々の世界Lv85 0D 12F+破壊神フォロボス 珍獣フォロボス(がおちゃ)の場所違い。Lv85最短 1st 196s* C9 69B8 残された魂の遺跡Lv95 93 15F+魔剣神レパルド Lv95発掘用 1st 220s B5 17F1 あらぶる闇の水脈Lv99 4B 16F+破壊神フォロボス ノブオ水フォロの発見者違い 1st
https://w.atwiki.jp/setia/pages/13.html
「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII 第2回代表勇者決定戦」 イオン苫小牧ショッピングセンター イーストコートのすれちがいで貰った地図です 見えざる魔神の地図Lv87(通称:まさゆき) デスピサロの地図Lv1 エスタークの地図Lv1 シドーの地図Lv1 シドーの地図Lv1 呪われし夢の地図Lv42 とどろく魔神の地図Lv99 見えざる魔神の地図Lv87(通称:まさゆき) 地図名:見えざる魔神の道Lv87 発見者:まさゆき 更新者:まさゆき 場所:カルバド大草原の南東 地形:洞窟 ボス:破壊神フォロボス 内容:B15Fがメタルキングのシンボルのみ出現するフロア お宝の かくりつ 宝の地図 100% きんかい 10% 天使のローブ 2% 備考:当時ファミ通ドラクエ部(現在は卒業)だったまさゆきさんが7月末に発見した。通称まさゆきの地図 デスピサロの地図Lv1 地図名:デスピサロの地図Lv1 発見者:カイト 更新者:カイト 場所:セントシュタイン横 最短討伐ターン数:8 お宝の かくりつ ちいさなメダル 100% ????? ???% ????? ???% 備考:「DQMBII」公式サポーター「勇者カイト」が配布した地図 エスタークの地図Lv1 地図名:エスタークの地図Lv1 発見者:イッチー 更新者:イッチー 場所:アシュバル地方 バトマスのいる島 最短討伐ターン数:なし お宝の かくりつ ちいさなメダル 100% ????? ???% グリーンオーブ 10% 備考:ドラクエ9とモンバトのプロデューサー、市村龍太郎さんが配布した地図 以前にも市村PはTGS2009でもシドーの地図 Lv1を配布している(ファミ通.com) シドーの地図Lv1 地図名:シドーの地図Lv1 発見者:すくえに 更新者:ちり 場所:ウォルロ村南東 最短討伐ターン数:4 お宝の かくりつ ちいさなメダル 100% ローレシアブーツ 15% レッドオーブ 10% 備考:ファミ通ドラクエ部の有川知里さんが配布した地図 シドーの地図Lv1 地図名:シドーの地図Lv1 発見者:イッチー 更新者:デイリー 場所:ほろびの森 最短討伐ターン数:3 お宝の かくりつ ちいさなメダル 100% ????? ???% ????? ???% 備考;ファミ通ドラクエ部部長のデイリー松尾さんが配布した地図 呪われし夢の地図Lv42 地図名:呪われし夢の道Lv42 発見者:すぎまろ 更新者:ミナ 場所:東ベクセリアの南東 地形:遺跡 ボス:Sキラーマシーン 内容: お宝の かくりつ 宝の地図 100% ????? ???% ????? ???% 備考:ドラクエ9宣伝プロデューサー後藤美名子さんが配布した地図 この地図は週刊ファミ通9/17号で抽選プレゼントもされた。すぎやまこういちさんが発見した地図 とどろく魔神の地図Lv99 地図名:とどろく魔神の世界LV99 発見者:びおら 更新者:マサ 場所:グビアナ東の島 地形:洞窟 ボス:グレイナル 内容:S6A3B4 お宝の かくりつ せかいじゅのは 100% オリハルコン 10% 竜王の地図 5% 備考:ファミ通ドラクエ部のマサ西井さんが配布した地図 この地図はファミ通DXのドラクエIXプレイ日記「あなたのプレイスタイルは?」の 「理想の地図を求めて(8/28)」で紹介。フリーライターのビオラ牧嶋さんが発見した地図
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/241.html
12月中旬、午後13時(1日目)。 甚目寺禅次郎は、村長である橋加賀の家でまずは瞬芽と唐草に話を聞いた。 「…では、探せるところは全て探したんですね?」 「はい、でも真奈はどこにも…!」 「橋加賀さん、やはりパンドラも調べた方が…」 「じゃがのぅ、あそこは二階の窓しかないんじゃよ?そこから入るには、ハシゴか脚立は絶対にいる。村を駆け回ってたこの二人が気づかないはずないと思うがの~」 橋加賀孝蔵は、あまり禅次郎の提案に乗り気ではない。 それどころか、瞬芽と唐草もその話題には触れたがらない。 禅次郎はあからさまな3人の態度に目を細めると、意を決して尋ねた。 「あの、言いたくない事かもしれませんが、あの場所で何があったんですか?」 「じゃからそれはワシが説明して――」 「橋加賀さんに聞いたわけではないです、俺は唐草さんに聞いたんです」 唐草は、ドキッとした表情で禅次郎を睨む。 しまった、と橋加賀も表情を歪ませた。 『先程も言った唐草なら、色々知っているはずじゃ。パンドラを調べるために外部から来た変人じゃからの』 「そう、橋加賀さんは言ってました。唐草さん、教えてください。わざわざパンドラを調べに来た貴方でなければ、真奈ちゃん達は救えない」 暫く沈黙が流れた。 橋加賀も隠しているのは分かるが、おそらく彼を突くよりは、唐草の方がやりやすいはず。 禅次郎はまっすぐに彼を見続けると、彼はため息をついた。 「わかった、話せばいいんだろ」 「唐草!」 「村長、この人はハンターなんでしょう?だったら解決してくれるかもしれないじゃないですか」 「じゃがのう…」 渋る橋加賀を横目に、唐草は話を切り出す。 「ええと…」 「甚目寺です」 「甚目寺さん、貴方はパンドラをどんなものだと思ってます?」 「どんなもの…ですか?」 「はい。ぱっと思いついたものを言ってみてください。貴方は詳しく調べてなくても、見たんでしょう?」 ここに来る時に見た、村外れにある一軒の家。 その家は入る扉はなく、二階に窓が一つあるだけの不思議な一軒家。 「正確には、家ではありません。 例えば神様を祀るために神社があるように、あれは家ではなく祀るためのものなのです。 ですから、子どもが悪戯しないように、いつもは人が入れないように入口も塞がれています。 まあ、換気しなければ偉いことになるので、たまに大人がハシゴで窓だけ開けるそうですがね」 「成程…では時間も無いので、もう一つだけ。」 先程からそわそわしている瞬芽さんを見つつ、今聞けるのはもう一つくらいだろうと判断した禅次郎は、唐草に尋ねた。 「そこで、何を祀っているんですか?」 ――。 ☆☆☆ 禅次郎がハシゴを使い、2階の窓を外して中へと入る。 「気を付けるんじゃぞー!」 村長の橋加賀、唐草、瞬芽も不安そうに見ている中、禅次郎は彼らに手を振って応えると、中へと入った。 2階は何もない、強いて言うなら長年誰も入っていないせいか、埃がかなり溜まったただの部屋だった。 「何も無いな…」 禅次郎は部屋から出ると、2階はどうやらその一部屋しかなかったようなので、隣接する階段を降りて1階へとやってきた。 その間、後輩3人の電話を思い返していた。 『ぜんじろ先輩、大丈夫ですか…?何かわかればよかったのですけど…』 紅の商店街で聞き込みをしている福良練からの情報の収穫は、何もなかった。 場所が悪かったのか、蒼くらいなら情報くらいは聞けただろうが…。 『収穫無しです…』 『ジジ先輩、ごめんなさい…』 そう切り出したのは粥満の市民図書館で調べている藤八沙耶と、茜の久馬堂で調べていた行成ハナだった。 得た情報は、パンドラという都市伝説について。 『結構古くからある噂のようで、その内容は蒼のある村で、決して立ち入ってはならない家があるという。 その家に入って鏡台の引き出しを開けてしまうと…』 それしか書かれておらず、その先は不明。 練もパンドラ自体を知っている、という人物はいたものの、沙耶が調べたような情報までは詳しくなかった。 ホラー好きなら知っている、程度でしかないのだ。 練もそうだが、この怪異については情報が少なすぎるのだ。 おそらく、橋加賀の姉は鏡台にある引き出しを開けたに違いない。 そしてそのせいで狂ってしまったのだろう。 だが、一体何があった? 果たして、それは今もあり、自分がそれを調べることで同じようになってしまうのではないか。 ともかく、今禅次郎がいる村までの道のりは、練、ハナ、沙耶へと伝えてある。 彼女達が更に調べ物をするか、現地に来てくれるかはわからないが、少なくとも他都市で調べるよりは効率は上がるだろう。 『実は、彼女は俺の父さんが看護してたんだよ』 唐草から聞いた話は、橋加賀の離婚した母親と姉が既に亡くなっている事。 彼女達は蒼の大都市に移り住んだ後、結局姉は衰弱死、母親もその後に自殺しているらしい。 そして唐草の父親は、その蒼の大都市の病院の看護師で、橋加賀の姉の担当だったということくらいか。 話を整理する。 まず、橋加賀の姉は友人達とパンドラに忍び込んだ。 そこで、おそらく鏡台の引き出しを開けてしまい、廃人になってしまったのだろう。 おそらく沙耶やハナが調べたパンドラの都市伝説は、廃人になった橋加賀の姉の友人の手によって流された噂なのだろうと考えてしまうのは早計だろうか。 それで辻褄はあう。 なぜなら、禅次郎が降りてきた1階にも、部屋が1つ。 どこからか人の気配を感じつつも、一先ず一つしかない部屋へと入る禅次郎。 「これは…」 さすがの禅次郎も言葉を失う。 鏡台があり、その鏡台を見るようにコートなどをかけるコートかけが置いてあるのだ。 もちろんコートがかかっているわけではなく、コートかけの帽子を掛けるところにあるのは、カツラ。 女の長い髪の毛のカツラなのだ。 それは果たして本当にカツラなのか? 嫌な気配をひしひしと感じた禅次郎は、それを警戒しながら、近寄らないように鏡台まで近づく。 まるで、鏡台を見ているかのような女の髪のカツラ。 鏡台と女の髪のちょうど真ん中に禅次郎が立つ形となる。 気味の悪さを感じながら、鏡台の引き出しを開けた。 そこには名前が書かれている。 ハナコ、サダコ、ヨシミ、ミサキ。 「ミサキ…?橋加賀…岬?」 橋加賀の姉、橋加賀岬。 その名前が確かにあったのだ。 どういう事かと考えようとした瞬間、鏡の中でコート掛けの髪のカツラが、禅次郎へと迫ってきている! 「なっ…!?」 咄嗟にスピードワールドで時間を止め、鏡台から離れる禅次郎。 カツラは動きを止め、禅次郎は鏡台から離れて急いで二階へと戻り、窓から外へ出た。 「おお、戻ったか!一体中に何があったんじゃ!?」 「はぁ、はぁ…」 心配をして尋ねる橋加賀や、何も言わないが何があったのか聞きたそうな瞬芽や唐草を見て、まず首を横に振る禅次郎。 その二人は特に、落胆の色を隠せなかった。 「結局ここにもいないのか…」 「どこに行ったのかしら…」 「いえ、違います。おそらく真奈ちゃん達達は中にいます」 「どういう事じゃ!?」 禅次郎が1階で感じた人の気配。 部屋には、鏡台とカツラしかなかった。 では、あの気配は? 禅次郎はパンドラの裏手に回ると、小さな子供ならやっと入れるくらいの穴を見つけた。 それは、パンドラの中につながっている。 「ここか…」 橋加賀から懐中電灯を借りて中を照らすと、そこには倒れている二人の少女が。 瞬芽真奈と、そういえば名前を聞いていなかったが、唐草の娘に違いない。 「おお!お手柄じゃ!!」 「よかった!今すぐ壁を壊そう!」 救出された二人は、静かな寝息を立てて眠ってしまっているようだ。 どうやら入ったのは簡単だが、出る時は体をそらせないと出れないような穴の形だから、そのままそこで眠ってしまったのだろう。 これで一件落着。 そう言ったのは橋加賀だ。 本当にそうか? あの鏡の中で禅次郎に向かってきた髪はなんだったのか。 それを突き止めるまでは、まだ終われない――。
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/146.html
8月18日、午後17時。 志島武生は、バイト先であるダイニングバー「KOTAN」のバイト帰りに、ふとあるエリアに寄ってみた。 バイトの店長が、ちらっとあそこはヤバイんだよ、本当に。と言っていた場所。 美森町の川区。 バイト先の隣の町にある美森町。武生は行ったことは無かったが、隣町くらいの名前はわかる。 しかし、川区というのは初耳だった。 興味本位か、それとも何を思ったかハンターとしての勘が働いたのか、武生は美森町の川区へとやってくる。 徒歩でも15分くらいだったので、かなり近い場所といえよう。 こんな場所に、本当に何かあるのだろうか。 一通り探索を終え、特に何もないから帰ろうとしたその時だった。 「……」 ちょうど人気のない廃マンションの屋上に、一人の男が立っているのが見えた。 「おい!」 廃マンション。たった一人。屋上。 その時、武生にはその人物が自殺しようとしているのを本能的に察したのか、声をかける。 すると男は虚ろな表情で武生を見た。 が、すぐまた視線はマンションの下の地面を見下ろした。 「……っ」 武生はマンションへと入った。 おそらく止めても無駄で、力尽くで飛び降りを阻止するしかないと思ったからだ。 正直、今日来た事を後悔した。 このマンションは5階建てで、はっきり言って今から屋上の男の所へ行っても間に合わない。 かと言って下にいても、どこに落ちてくるかわからない人物をうまく受け止めることができるものか。 それがハンターのように、ハンターカードで身体能力が鍛えられているなら、落ちる時に何かワンクッション魔術等でフォローすればいいが、相手は見るからに一般人。 魔術なんて撃てば、下手をすれば殺人になってしまう。 そう言い聞かせ、マンションの中へと入った。 本当は飛び降りた時、救出を失敗して自分の目の前で落ちる瞬間を見るのが嫌だったからかもしれない。 とにかく、今は上へ向かおう。 そう思った時、ドン!!という大きな音が外から響いた。 ――遅かった。 見なくても、武生には理解する事ができた。 「マジかよ……」 やるせない気持ちのまま、後ろを振り返り外へと戻ろうとした瞬間だった。 「……!」 武生は見てしまった。 落ちた死体が起き上がり、首が180度回転した状態で頭に穴が空いたまま、こちらへとやってくるのを。 マンションへと戻ろうとしているのを。 「なんだアレ」 額に僅かに汗をかきながら、後退りをする。 と、低音で何かが動いている音が聞こえている事に気がついた。 エレベータだ。エレベータが動いているのだ。 前には魔物ではない、元人間だったものがどんどんマンションへ近づいてきている。 背に腹は変えられない、ちょうど1階についた合図をエレベータが報せる『ピン』という音を頼りにエレベータへ乗ろうと180度ターンをした。 目の前に、エレベータから半身だけ出している化物が、武生を見ていた。 ☆☆☆ 8月18日午後19時。 はっ、として、武生は起きた。 気が付くと、辺りは薄暗くなっていた。 日がもうすぐ沈む。 「……2時間も寝てたのか?帰るか……」 辺りを見ても、何もおらずエレベータも止まっていて開かない。 そもそも、既に廃マンションなのだ。エレベータが動く方がおかしい。 だから、特に何もなかった。 そう思いたかったが、外にはおびただしい血の量と、そこには飛び降りた男がいた。 引きつった表情で、その男をまじまじと武生は見た。 やはり頭が180度回転しており、頭に穴が空いている。 「本当に来なきゃよかった」 飛び降りた男は、金属バットのようなものを武生に振るった。 動きはハンターである彼よりも早く、武生は咄嗟に右腕でガードをする。 「っ……!」 右腕が骨折したようで、激痛が走る。 しかし、そんな事を気にする事はできず、死体を蹴り飛ばしてこかす。 その間に、急いで廃マンションから逃げ出した。 だが、すぐに立ち上がると男の死体はバットを持ったまま武生に向けて走ってくる。 先程の蹴りは全力だった。 いくら力がないとは言え、一般人ならそれで暫く起き上がれず悶絶するような一撃だった。 それなのに下手な魔物よりタフな死体は追いかけてくる。 武生は近くの公園へと入り、トイレの個室へと隠れた。 そこに、死体はやってくることはなく、何とか撒いたようだ。 「……まずは連絡するか」 痛む右腕を堪えながら、武生はギルドへとヘルプのメールを送った――。
https://w.atwiki.jp/jisakurowa2nd/pages/18.html
NO. タイトル 作者 登場人物 場所・時間 000 試合再開 ◆dXhnNxERuo 水原維澄蝶野杜夫麓山留夏最強堂勇太安佐蔵恭二郎桐原千里神楽雅光 D-4/分校/開始前 001 純粋な戦闘狂は殺し合いで拳を振るう ◆4GaZfiGP/U(◆3.4d91tk9g) 琴浦周斗 D-6/森林/深夜 002 夢の終わり ◆CUPf/QTby2 サフィロ・シャリーノ C-1/モーテル/深夜 003 プログラムマネジメント ◆dXhnNxERuo 桐原千里仁木天 E-8/倉庫内/深夜 004 十二番目の憧憬 ◆CUPf/QTby2 ジョナサン大山月元夢子 A-3/展望台/深夜 005 そりゃあ、理想的すぎるかもしれないけどさ ◆4GaZfiGP/U 松平左京砂野碧衣 E-6/住宅/深夜 006 霧島無色は改造人間である ◆dXhnNxERuo 鹿狩瀬荻矢霧島無色 C-6/森林/深夜 007 brainwash ◆CUPf/QTby2 高森乙子水原維澄フラグメント.N E-7/森林/深夜 008 そして殺人者は野に放たれる ◆CUPf/QTby2 板倉竜斗蝶野杜夫黒嵜暁羽ネイサン・ホーマー骨洞芙蘭 D-4/分校/開始前 009 教師イジメは必要悪ですわ! ◆dXhnNxERuo 麓山留夏 G-5/傾斜した群林地/深夜 010 マッハ!!!!! ◆dXhnNxERuo 琴浦周斗中井沢尽渡世朝秋 D-6/森林/深夜 011 無貌の“貴方” ◆CUPf/QTby2 黒嵜暁羽骨洞芙蘭 D-4/分校/開始直前 012 大 誤 算 ◆dXhnNxERuo 蝶野杜夫大神尊戎間霧鼎刃庭魯依帝泉瑞乃ウィッチランチャー神楽雅光砂野夕璃菜 ???/貨物船/深夜D-4/分校/開始直前B-3/森林/開始直前 013 普通が故に… ◆4GaZfiGP/U 穂積宗一功野錬司 B-2/草原/深夜 014 ローリンガール ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw) 八十島秋乃有栖川桜 B-4/住宅街付近/深夜 015 ミストレス・マリア消せない炎 ◆CUPf/QTby2 上原鞠愛桐野きらら板倉竜斗静間菅人 F-3/神社/深夜G-2/モーテル/深夜 016 キョウバテユニゾン ◆dXhnNxERuo 京終春日戸崎繭 F-2/森林/深夜 017 さまよえる記録装置 ◆CUPf/QTby2 桐野ラキ B-3/森林/開始直前 018 若き血の目覚め ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw) 天草紗耶香三住明梨朱藤ヶ原二臣 F-5/山道/深夜 019 汚れなき殺意 ◆CUPf/QTby2 嵐崎・キャラハン・蘭子 B-4/住宅街/深夜 020 機獣咆哮 ◆dXhnNxERuo 中川いさ功野錬司穂積宗一サフィロ・シャリーノ砂野夕璃菜 B-2/草原/深夜???/黎明 021 すれ違い通信、成功? ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw) 国分寺多聞問芒操 B-7/草原/深夜 022 あたしが殺した(前編)あたしが殺した(後編) ◆CUPf/QTby2 不動院凛華有栖川桜嵐崎・キャラハン・蘭子八十島秋乃 B-4/住宅内/黎明B-5/住宅街/黎明 023 Slaves and Masters ◆CUPf/QTby2 三木清葉砂野夕璃菜上原鞠愛 G-2/モーテル付近/黎明G-3/坂道/黎明 024 利用する者される者 ◆ASQQNYexes 霧島無色渡世朝秋八十島秋乃 C-6/森林/黎明B-6/診療所付近/黎明 025 心のかたち人のかたち ◆ASQQNYexes 国分寺多聞問芒操 B-6/診療所(診察室)/黎明
https://w.atwiki.jp/dragonquest10/pages/154.html
ゲストプレイヤーの制限 TOP マルチプレイ ゲストプレイヤーの制限 [#saacaa09] システム関連 [#za4efd69] フィールド関連 [#ab7ed3d4] アイテム関連 [#l01e9b8c] 戦闘関連 [#nfab54b5] 宝の地図関連 [#qc3c3ebd] マルチプレイを行う際は、「ホストの世界」の中で冒険を行う扱いになる。 そのため「外の世界の住人」であるゲストは、行動にある程度の制約がかかる。 ここでは、マルチプレイでゲストができない行動をリストアップする。 共通のルールなどその他の事に関しては、こちらへ。 システム関連 仲間を「ホストの世界」に連れて行くことはできない。主人公が「ホストの世界」にいる間、仲間は自分の世界で待機している。 ルイーダの酒場の利用、すれちがい通信の呼び込み、Wi-Fiショッピングの最新情報の取り寄せはできない。 宿泊、ゴールド銀行の利用、錬金は可能で、Wi-Fiショッピングは現在ホストの世界に陳列されている商品を購入できる。 ただし、ゲスト自身の世界でカマエルが出現していない場合は、ホストの世界でも錬金はできない。 ゲストが自分の世界で転職可能になるまで、ホストの世界でも転職はできない。 ゲストが自分の世界で転生可能になるまで、ホストの世界でも転生はできない。 ゲストは自他問わずクエストの受注・遂行はできない。 ゲストは戦歴の「クエストリスト」を開けなくなる。 ホストが受注したクエストを手伝うことはできる。その場合、ゲストの画面には「○○を達成した!」という表示は出ない。 「○○を盗む」というクエスト遂行中、ゲストはそのクエストフラグが立っていないものとして扱う。クエスト遂行中に「ぬすむ」を行った場合(通常のドロップアイテム既に盗んだ場合)、 ホストプレイヤーの行動の場合は、ホストの画面には「○○(イベントアイテム)を ぬすみとった!」もしくは「しかし なにも ぬすめなかった!」と表示されるが、ゲスト側は成否にかかわらず「しかし なにも もっていなかった!」と表示される。 ゲストが「ぬすむ」をした場合は、クエストフラグは完全に無視して全員の画面に「しかし なにも もっていなかった!」と表示される。 ホストとすれ違いを行っている場合、宿で自分に話しかけることができる。 一部キャラの会話内容が、ゲスト専用となる。 宿屋では休む事しかできない。また、休んでもフィールドの時間帯がそのままとなる。 フィールド関連 ルーラはホストの一覧となり、ホストが行ったことのない場所は選択できない。 逆にゲストが行ったことがない場所でも、ホストが行ったことのある場所ならば選択できる。 ホストのいるマップに移動した場合、あるいはホストが同じマップに来た場合は、フィールドの時間帯が強制的にホストと同じになる。 例 ホストのいるマップが夕方の場合、ゲストが夜の状態であっても同じマップに移動すると夕方になる。 船を操縦することができない。 ホストが船に乗る時に側にいた場合、およびホストに呼ばれた場合、船の内部で待つことになる。もちろん戦闘には参加できる。 ホストが船に乗っていない場合、停泊している船に乗り込むことができる。タラップを通って船から降りる事も可能。 アギロホイッスルを使用して天の箱舟を呼び出し、操作することはできない。 ホストがアギロホイッスルを使用した時にホストの側にいると誘拐されて、天の箱舟の中で待つことになる。 船・天の箱舟が使用できないので、雨の島、神の国、各地の高台など、徒歩で行けない場所は自力で行くことはできない。 ホストにくっついて行動する、あるいは召集してもらえばこれらの場所にも行ける。 ゲストの持っているカギは、ホストの世界で使う事ができない。 例 「この扉は○○には開けられないようだ」と出て開くことができない。 ゲストが「とうぞくのはな」や「おたからさがし」のとくぎを使っても効果がない。ただし、とくぎ「おたからさがし」を宝の地図のダンジョン内で使った場合は、専用の効果(階段探し)がきちんと発動する。 アイテム関連 ゲストは赤い宝箱を開けることはできない。 キャプテン・メダルに話しかけても、ちいさなメダルの交換はできない。 ドラゴンローブ取得前はもちろん、交換に移行していても不可。 魔王にマルチプレイで挑む場合、ちいさなメダルのカンストに注意すべし。 戦闘関連 ボスモンスターとの戦闘を開始することはできない。 ストーリーボスに話しかけても、通常とはちがうセリフを話すだけ。 宝の地図関連 ゲストは自分の地図を確認することはできるが、探すことはもちろん捨てることもできない。 最強防具のためにマラソン(何度も同じダンジョンに潜る)をする場合は、ゲストに迷惑をかけないようにしたい。 宝の地図のダンジョン内にいる時、ホストが地図をしまうと、ゲストは強制退出となる。 宝の地図のボス(魔王も含め)には話しかけることもできない。(ストーリーボスとは異なり、キャラに触れても会話アイコンすら出ない) ゲストはホストが地図を開いたとき、 入り口を発見済みの状態であれば、入ることはできる。 未発見の入り口を発見する事はできない。 ホストがすれ違い通信で呼び込んだキャラに話し掛けてプロフィールを確認することはできるが、持っている宝の地図を貰うことはできない。